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お知らせ  2025.09.09

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鈴鹿医療科学大が愛知の高校と協定 進路ミスマッチ防ぐ

高大連携協定に調印した加藤校長(右)と豊田学長=鈴鹿市の鈴鹿医療科学大白子キャンパスで

高大連携協定に調印した加藤校長(右)と豊田学長=鈴鹿市の鈴鹿医療科学大白子キャンパスで

 鈴鹿医療科学大と清林館高校(愛知県愛西市)が高大連携協定を結んだ。教員の出張講義や生徒を招いた模擬授業を開くなどして、進路選択を控える高校生に医療分野への理解を深めてもらう狙い。

 清林館高は年間450人ほどが卒業し、そのうち医療分野への進学を目指す生徒は多い。鈴鹿医療科学大へも毎年一定数の生徒が進学していることから「両校の結び付きを強固なものにしたい」(同大・豊田長康学長)と、大学側からの提案で協定締結が実現した。

 同大によると、医療系の大学では入学時に専門分野を選ぶため、その後の進路もその専門に沿って決まることが多い。希望する進路とのミスマッチを防ぐため、それぞれの専門分野の仕事内容や役割を理解した上で、進路選択を考えてほしいとの思いがあった。

 8月28日に同大白子キャンパスで開かれた調印式には、豊田学長や同高の加藤大典校長が出席。豊田学長は「生徒さんに実際に大学に来て頂き(進路を)考えてほしい」とあいさつ。加藤校長は「実際に手で触れて見て考える機会を持つことが未来の子どもたちには必要なことだ」と意義を述べた。

 同大の高大連携協定は今回が10校目で、県外高校との締結は初めて。(西川優)

(2025年9月9日 中日新聞朝刊中勢版より)
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