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中日新聞掲載の大学記事

2011.12.23

冬至の夜照らす光 キャンドルナイト復興願い 名城大

 冬至の22日、天白区の名城大で、ろうそくの光で夜のキャンパスを照らす「キャンドルナイト」があり、省エネや地球温暖化防止とともに、東日本大震災の復興への思いを込めた。

 学生団体の代表者でつくる「学生ワーキング」と大学の環境対策専門委員会による3年目の企画。午後4時半から、メンバー30人が550個のろうそくに点火した。

 今年は初めて、食堂から出た廃油を利用して学生がろうそくを手作りし、100個をツリー状に並べた。牛乳の紙パックに「東北」「ガンバロウ」といった文字を刻んだあんどんも置き、被災地の復興を願った。

 経済学部2年の吉田大気さん(20)は今夏、大学のボランティア協議会のメンバーとして津波で被害を受けた宮城県気仙沼市でがれき撤去に参加。「東北の被災者のことを決して忘れない」とろうそくの光を見つめた。(相坂穣)

(2011年12月23日 中日新聞朝刊市民版より)
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