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2011.12.07
「来年はV字回復」 中京大と中部同友会 名古屋で景気シンポ
中京大と中部経済同友会が主催する景気シンポジウム「来年の経済見通し」(中日新聞社後援)が6日、名古屋市内で開かれ、2012年の景気は東日本大震災からの復興経済でV字回復するとの見方で一致した。約1000人が集まった。
シンポは奥野信宏理事・総合政策学部教授がコーディネーターとなり、中部経済産業局の紀村英俊局長、三菱東京UFJ銀行の佐々和夫顧問、中部経済同友会の箕浦輝幸代表幹事、中京大経営学部の伊藤清道教授が登壇。
紀村局長が「第3次補正予算の12兆円が今後執行される」と政策展開を説明。それによって景気が押し上げられるとの意見が出たが、奥野教授は「再来年以降の持続が課題となる」と指摘した。
円高については、佐々顧問が「円高で設備投資が力強さに欠ける展開になる」と懸念。箕浦代表幹事も「すでに産業の空洞化は進んでいる。他の国にないものをつくり出さなければ」と警戒感を示した。
(2011年12月7日 中日新聞朝刊13面より)
シンポは奥野信宏理事・総合政策学部教授がコーディネーターとなり、中部経済産業局の紀村英俊局長、三菱東京UFJ銀行の佐々和夫顧問、中部経済同友会の箕浦輝幸代表幹事、中京大経営学部の伊藤清道教授が登壇。
紀村局長が「第3次補正予算の12兆円が今後執行される」と政策展開を説明。それによって景気が押し上げられるとの意見が出たが、奥野教授は「再来年以降の持続が課題となる」と指摘した。
円高については、佐々顧問が「円高で設備投資が力強さに欠ける展開になる」と懸念。箕浦代表幹事も「すでに産業の空洞化は進んでいる。他の国にないものをつくり出さなければ」と警戒感を示した。
(2011年12月7日 中日新聞朝刊13面より)