HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2011.12.03
タイ少数民族にみる高齢者の子育てとは 高田短大講師・杉谷さん鈴鹿で講演
津市にある高田短期大講師の杉谷哲也さん(68)が2日、鈴鹿市郡山(こおりやま)町の郡山公民館で、タイの少数民族の子育てでの年配者の役割について話した。
杉谷さんは、同短大の学生たちとタイ北部の山岳少数民族の支援活動をしている。公民館には、近くの50〜80代の21人が集まった。
杉谷さんは年数回、支援活動に出向くチェンライ県の山奥で、元気にやしゃごを育てている120歳の女性を例に挙げた。「おじいちゃんとおばあちゃんが孫を育てるから、少数民族の文化が途絶えず続く」「長生きのひけつは何か目標を持つこと」と熱心に訴え、得意の話術で時折、会場に笑い声も起きた。
107歳の親がいるという同市越知町の服部みつえさん(71)は「自分の親を目標にしたい。おばあさんが孫の面倒をみる点はなるほどと思った」と話していた。住民に向けて月1回開かれている同公民館の講座の一環。(高木梨恵)
(2011年12月3日 中日新聞朝刊津市民版より)
杉谷さんは、同短大の学生たちとタイ北部の山岳少数民族の支援活動をしている。公民館には、近くの50〜80代の21人が集まった。
杉谷さんは年数回、支援活動に出向くチェンライ県の山奥で、元気にやしゃごを育てている120歳の女性を例に挙げた。「おじいちゃんとおばあちゃんが孫を育てるから、少数民族の文化が途絶えず続く」「長生きのひけつは何か目標を持つこと」と熱心に訴え、得意の話術で時折、会場に笑い声も起きた。
107歳の親がいるという同市越知町の服部みつえさん(71)は「自分の親を目標にしたい。おばあさんが孫の面倒をみる点はなるほどと思った」と話していた。住民に向けて月1回開かれている同公民館の講座の一環。(高木梨恵)
(2011年12月3日 中日新聞朝刊津市民版より)