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2011.11.14
東海学生サッカーリーグ 中京大3年ぶり22回目V
東海学生サッカーリーグは12、13の両日、第17節の5試合が行われた。12日に2位の静岡産大が3位の浜松大に敗れたため最終節を残して、中京大が3年ぶり22回目の優勝を決めた。中京大は13日、中部大に7−0と勝ち、優勝に花を添えた。12年連続34回目の出場権を勝ち取った全日本大学選手権(12月18日開幕)で、昨年の準優勝を越える学生王者を目指す。
■祝砲7発圧勝
中京大は優勝が決まった直後の試合も攻め続けた。前半9分、FW藤牧のゴールで先制すると前半だけで5得点。攻めあぐねた後半も終盤に2点を追加した。7発の圧勝で自らの優勝を祝った。
主将としてチームをけん引してきたMF熊沢(4年)も前半28分に自らボールを奪って5点目を奪った。いつもは守備に徹するボランチは、「前の選手を信頼しているので自分の役目はセンターバックの2人と最後を守ること。ずっと試合に出ていながら今季4得点目」と、仲間たちの祝福に照れまくった。
今夏の全日本大学トーナメントは初戦で桃山学院大に敗れた。天皇杯でも大雨の中で戦った1回戦、鈴鹿FCに不覚を取った。熊沢は「全国では不完全燃焼だった」と雪辱に燃えている。
東海リーグ2位で出場した昨年の全日本選手権で準優勝した。1位で臨む今年に周囲の期待は大きい。熊沢は「昨年は国立のピッチに立てて満足してしまった自分がいた。負けて気付くのは遅いけどその経験を生かす。強いチームを倒して優勝したい」と、全国優勝で大学生活を締めくくる。
(伊東朋子)
中京大7 5−0 0中部大
2−0
【中京大の得点者】藤牧2、飯沼、南部2、熊沢、中村
(2011年11月14日 中日スポーツ7面より)
■祝砲7発圧勝
中京大は優勝が決まった直後の試合も攻め続けた。前半9分、FW藤牧のゴールで先制すると前半だけで5得点。攻めあぐねた後半も終盤に2点を追加した。7発の圧勝で自らの優勝を祝った。
主将としてチームをけん引してきたMF熊沢(4年)も前半28分に自らボールを奪って5点目を奪った。いつもは守備に徹するボランチは、「前の選手を信頼しているので自分の役目はセンターバックの2人と最後を守ること。ずっと試合に出ていながら今季4得点目」と、仲間たちの祝福に照れまくった。
今夏の全日本大学トーナメントは初戦で桃山学院大に敗れた。天皇杯でも大雨の中で戦った1回戦、鈴鹿FCに不覚を取った。熊沢は「全国では不完全燃焼だった」と雪辱に燃えている。
東海リーグ2位で出場した昨年の全日本選手権で準優勝した。1位で臨む今年に周囲の期待は大きい。熊沢は「昨年は国立のピッチに立てて満足してしまった自分がいた。負けて気付くのは遅いけどその経験を生かす。強いチームを倒して優勝したい」と、全国優勝で大学生活を締めくくる。
(伊東朋子)
中京大7 5−0 0中部大
2−0
【中京大の得点者】藤牧2、飯沼、南部2、熊沢、中村
(2011年11月14日 中日スポーツ7面より)