豊田市の愛知工業大（ＡＩＴ）と中日新聞社が主催する「ＡＩＴサイエンス大賞」の発表会が１２日、同市八草町の同大八草キャンパスであった。

　高校生が科学技術分野の研究成果を発表する場として、２００２年から開催。今年は愛知、三重、岐阜の３県から２４校が参加し、自然科学部門とものづくり部門に分かれ計３７テーマを発表した。

　生徒たちはレスキューロボット、備長炭を使った電池などの研究を映像を交えて解説し、同大の教授ら１４人が審査した。　（川原田喜子）

　◇主な表彰校【自然科学部門】優秀賞　向陽、時習館Ａ、多治見北（岐阜）▽奨励賞　時習館Ｂ、同Ｃ、一宮Ｂ、同Ｃ、恵那Ａ（岐阜）

　【ものづくり部門】優秀賞　豊橋工、愛工大名電、土岐商（岐阜）▽奨励賞　豊田工、岡崎工Ｃ、安城農林、岐阜工（岐阜）、大垣東（同）

（2011年11月13日　中日新聞朝刊県内版より）