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中日新聞掲載の大学記事

2011.10.13

関節リウマチの薬物治療を紹介 名古屋で公開講座

 市民公開講座「関節リウマチの新しい薬物治療」(中日新聞社主催、ブリストル・マイヤーズ協賛)が、名古屋市東区のテレピアホールであった。

 全国に70万人の患者がいるとされる関節リウマチの症状や治療法を専門家が市民に紹介する狙い。1800人の応募者から、抽選で450人が参加した。

 講演で、最新の薬物治療に詳しい慶応大医学部リウマチ内科の竹内勤教授が「発症後できる限り早く治療を始め、痛みを止める薬だけでなく、関節の破壊や変形を抑える抗リウマチ薬の服用が必要」と話した。

 名古屋大医学部の石黒直樹教授、愛知医科大の坂野章吾教授ら専門医や行政担当者による質疑応答もあり「関節リウマチは遺伝するのか」「どんな高額医療助成が受けられるのか」といった市民の質問に丁寧に答えた。

(2011年10月13日 中日新聞朝刊県内版より)
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