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中日新聞掲載の大学記事

2008.06.26

災害時の医療所提供 豊田で「dERU」操作研修

 災害地に緊急の医療所を提供する「国内型緊急対応ユニット(dERU)」の操作研修会が25日、豊田市白山町の日本赤十字豊田看護大学であった。

 dERUは日本赤十字社が主要都市や大規模災害が予想される地域に配備。トラックで運ぶコンテナに、9メートル四方のテントや医療品、通信機器を積んでいて、診療や簡単な手術に対応できる。

 県には2005年に配備。昨年7月の新潟県中越沖地震ではじめて新潟県柏崎市に出動し6日間で280人の手当てにあたった。

 研修会には同社の愛知、岐阜の両県支部の職員や、赤十字の災害ボランティアなど30人が参加。コンテナの降ろし方やテントの設営方法や注意点について、昨年実際に出動した職員から手ほどきを受けた。(池田宏之)

(2008年6月26日 中日新聞朝刊西三河版より)
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