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中日新聞掲載の大学記事

2011.09.26

愛知大学野球 愛工大連勝ストップ

 愛知大学野球秋季リーグ(中日新聞社後援)の第4週第2日は25日、愛知県日進市の名城大グラウンドで1部の2回戦があり、愛大が12−4で中部大に雪辱。愛院大は延長の末に2−0で愛工大を下し、それぞれ対戦成績を1勝1敗とした。愛工大の開幕からの連勝は5で止まった。

 愛大は2点を追う5回、7長短打を放つ猛攻で8点を奪い、逆転勝ちした。

 愛院大は延長11回、2死一、二塁から斎藤が右前打を放ち、右翼手が後逸する間に2点を先制。永岡、浦野の継投で11回を無失点に抑えた。

■前日のミス帳消し 愛大・知原4打点

 チームに追い上げムードをもたらした4回の二塁打と、勝利を決定づけた5回の本塁打。愛大の知原が、前日の失策を4打点で帳消しにした。

 1回戦。愛大1点リードの9回2死二、三塁から、遊撃を守る知原の前にボテボテのゴロが転がる。ゲームセットと思われた場面で、一塁へ悪送球。つかみかけていた勝利がするりと逃げた。

 だからこそ「今日はチームに貢献したかった」。2回の好機では体が前に突っ込む悪い癖が出て三振したが、下を向かなかった。修正点を分析し、2本の殊勲打につなげた。

 守備力を買い、1年生だった昨秋から使い続ける八田監督は「良いイメージになって、打つ方でもやってくれれば」。期待しているだけに、求める水準は高い。 (杉山直之)

◇名城大(1勝1敗)
愛大   000280200―12
中部大 013000000―4
本塁打 辻(部)、知原(愛)

◇同(1勝1敗)
愛院大 00000000002―2
愛工大 00000000000―0
(延長11回)

(2011年9月26日 中日新聞朝刊21面より)
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