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2011.09.25
愛知大学野球 愛工大が開幕5連勝
愛知大学野球秋季リーグ(中日新聞社後援)第4週第1日は24日、愛知県豊田市の運動公園野球場で1部の1回戦2試合があり、愛工大が愛院大を8−3で破り、開幕5連勝。中部大は愛大に2−1と逆転勝ちした。
愛工大は5回1死一、三塁から森下が左中間を破る2点三塁打を放つなど、3点を先制。6回には5連打で4点を挙げ、試合を決めた。
中部大は1点を追う9回、1死から清水、村瀬が連打。2死二、三塁となり、道野の遊撃内野安打と遊撃手の一塁悪送球の間に逆転した。
■好機で初球狙い 森下2点三塁打
待っていた一球をしとめた。5回1死一、三塁、森下が初球の外角直球を逆らわずにたたいた。打球は左中間を破る三塁打。好投手浦野から2点を先制する一打になった。
いろいろな駆け引きが考えられる場面だが、森下は奥田監督に「初球がまっすぐだったら、打っていいですか」と許可を得ていた。「前の打者が四球を選んだ後で、押せ押せだったので」。ここまでの2打席はいずれも三振。自分もスイングに迷いが出ていたからこそ、初球を狙って自信を取り戻したかった。
「1本出たことで気分的に楽になった」。6回にも2死一、二塁で中越え三塁打。8回には中前打を放ち、得点に絡む活躍をみせた。
奥田監督は「足が速くて、逆方向に強い打球を打てる」と、今季から1番に起用。開幕5連勝中のチームで、毎試合安打と役割を果たしている。
春季リーグでは完封負けを喫した浦野から、森下の3安打を含め10安打で7点。「2回戦もみんなで打って勝ちたい」と森下。3連覇中の王者を撃破できれば、頂点はぐっと近づく。 (杉山直之)
◇豊田(愛工大1勝)
愛工大 000034010―8
愛院大 000000300―3
◇同(中部大1勝)
中部大 000000002―2
愛大 000100000―1
(2011年9月25日 中日新聞朝刊28面より)
愛工大は5回1死一、三塁から森下が左中間を破る2点三塁打を放つなど、3点を先制。6回には5連打で4点を挙げ、試合を決めた。
中部大は1点を追う9回、1死から清水、村瀬が連打。2死二、三塁となり、道野の遊撃内野安打と遊撃手の一塁悪送球の間に逆転した。
■好機で初球狙い 森下2点三塁打
待っていた一球をしとめた。5回1死一、三塁、森下が初球の外角直球を逆らわずにたたいた。打球は左中間を破る三塁打。好投手浦野から2点を先制する一打になった。
いろいろな駆け引きが考えられる場面だが、森下は奥田監督に「初球がまっすぐだったら、打っていいですか」と許可を得ていた。「前の打者が四球を選んだ後で、押せ押せだったので」。ここまでの2打席はいずれも三振。自分もスイングに迷いが出ていたからこそ、初球を狙って自信を取り戻したかった。
「1本出たことで気分的に楽になった」。6回にも2死一、二塁で中越え三塁打。8回には中前打を放ち、得点に絡む活躍をみせた。
奥田監督は「足が速くて、逆方向に強い打球を打てる」と、今季から1番に起用。開幕5連勝中のチームで、毎試合安打と役割を果たしている。
春季リーグでは完封負けを喫した浦野から、森下の3安打を含め10安打で7点。「2回戦もみんなで打って勝ちたい」と森下。3連覇中の王者を撃破できれば、頂点はぐっと近づく。 (杉山直之)
◇豊田(愛工大1勝)
愛工大 000034010―8
愛院大 000000300―3
◇同(中部大1勝)
中部大 000000002―2
愛大 000100000―1
(2011年9月25日 中日新聞朝刊28面より)