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中日新聞掲載の大学記事

2011.09.20

愛知大学野球 愛院大 2回先制5安打集中イッキ5点

■前日の15イニングゼロ敗貧打から一転!! 主将古屋2安打4打点

 愛院大が打線の奮起で名商大に7−0で快勝。愛院大は対戦成績を2勝1敗として、勝ち点を2に伸ばした。中部大は名城大に3−1で勝ち、連勝で今季初勝ち点を獲得した。

■勝ち点2に伸ばす

 湿っていた打線が息を吹き返した。愛院大が2回に5安打を集中して5点を先取。18日の2回戦で15イニング無得点だった貧打がウソのように打線がつながり、名商大に快勝した。

 「いい集中打だった。久しぶりですね。打線は水ものだから仕方ないけど、散発ではなく集中打で出たのが良かった」。伊藤孝真総監督(53)は満足そうにうなずいた。

■先発5人入れ替え

 荒療治が効いた。2回戦からスタメンを5人も入れ替え。「流れが悪かったので、全員で戦おう」(伊藤総監督)と打線を刺激したのが功を奏した。

 「得点を取れていなかったので、期待に応えたかった」とはリーグ初スタメンで初安打を含む2安打と結果を出した1番・沢亀。

 大なたを振るっただけに、敗れたら尾を引いたかもしれない。だが、結果は狙い通り吉と出た。2安打4打点と大活躍の古屋主将は「笑えないくらい危機感があった。これでダメだったら、厳しくなるところだった。代わって出た選手がいい仕事をしてくれた」とチーム一丸の勝利と強調した。 (麻生和男)

■ワンチャンス生かした 中部大連勝

 中部大はワンチャンスをものにして、名城大に連勝した。3回まで名城大の先発・下平に無安打に抑えられたが、4回に3番・清水からの3連打で2点を先制。7回から前日の1回戦で完封勝利の平塚を2番手で投入して相手の反撃を封じた。「疲れは感じなかった。これで波に乗りたい」と平塚。善久監督は「(良かったのは)4回だけだったけど、連勝できたのは大きい」と笑顔で話した。

▽3回戦(愛院大2勝1敗)
愛院大 050000002―7
名商大 000000000―0

▽2回戦(中部大2勝)
名城大 000001000―1
中部大 00021000x―3

(2011年9月20日 中日スポーツ11面より)
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