山口県で開催中の第６６回国体の競泳で１０日、少年男子４００メートルメドレーリレーに出場した県チームと、成年男子の１００メートル自由形に出場した伊藤健太選手（中京大３）がともに準優勝した。

　メドレーリレーでは第１泳の石川稜選手（中京大中京高１）が７位と出遅れたが、第２泳の新谷一総選手（豊川高１）が６位、第３泳の安江貴哉選手（同）が３位まで追い上げ。アンカーの高橋優人選手（同）も１人を抜き２位に食い込んだ。

　小池隆治男子監督（５０）は「神奈川県チームを追い込み、最後は逆転優勝かという接戦だった。新谷、安江、高橋はベストタイム。来年以降、愛知県の中心選手に育ってくれそうだ」と期待を込めた。

　伊藤選手は直前の全日本インカレで大会新で優勝して国体に臨んだが、そのタイムには及ばなかった。

（2011年9月11日　中日新聞朝刊愛知総合版より）