東日本大震災の被災地を支援する慈善フリーマーケットが１７日、名古屋市中区の久屋大通公園で開かれる。息の長い支援を目指して大学生が企画、会場で音楽ライブや東北地方の文化紹介もある。フリマの出展を１６日まで受け付ける。

　南山大３年の石原なる美さん（２１）、長谷川万記さん（２１）、川瀬歩美さん（２１）が発案。「募金だけでなく長期的に被災者を応援できることを」と学生団体「レインボーラベンダー」を結成、ブログも開設した。中京大や名古屋外国語大、至学館大、愛知大の知り合いに声を掛けた。

　フリマ出展は無料で衣類や雑貨が対象。売上金の８０％以上を寄付することが条件だ。継続して開くつもりで、既に６月にも催すことが決まっている。

　当日は公園内の松坂屋名古屋店前にある久屋広場で午前１０時〜午後５時に開催。東北地方の祭りや方言、物産を紹介するブースはじめ、和太鼓やバンド、大道芸人のステージもある。運営を手伝うボランティアも募集中。（問）メール＝ rainbow.lavender.na@gmail.com（日下部弘太）

(2011年4月14日　中日新聞朝刊19面より)