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中日新聞掲載の大学記事

2011.03.11

漫画パンフでまちづくり ユニバーサルデザイン推進の大垣市 大垣女子短大と制作

■来週全戸に配布

 大垣市は、性別や年齢、国籍、障害の有無を問わず、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めるため、大垣女子短期大と連携して、漫画パンフレット「ユニバーサルデザインのまちづくりってなあに?」を発行した。(小椋由紀子)

 市は2007年、岐阜経済大と協働し、有識者や市民でつくるユニバーサルデザインのまちづくり研究会を設置。会の提言を受け08年、「住んでよし、訪ねてよし、すべての人に優しい思いやりいっぱいのまちづくり」を基本理念とした「市ユニバーサルデザイン推進指針」を策定した。今回、意義をより分かりやすくしようと漫画パンフを作った。

 あらすじは、市職員の案内で小学生3人が駅やトイレなどの施設を見学。公平に、分かりやすく、安全になどユニバーサルデザインの7原則を学ぶ中で、思いやりの心や、いろいろな人の立場で考え続けるのが重要と気づくストーリー。

 大垣女子短大渡辺浩行研究室の制作で、A4判カラー16ページ。1000部作成し、市内小中高校や図書館、総合福祉会館などに配布済み。希望者は市政策調整課で手に入るほか、15日の広報おおがき別冊としてタブロイド判が全戸配布される。

(2011年3月11日 中日新聞朝刊西濃版より)

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