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2010.10.30
愛知大学野球 愛院大・永嶋がMVP
愛知大学野球秋季リーグ(中日新聞社後援)の表彰選手が29日、担当記者の投票で決まり、1部の最優秀選手賞(MVP)に春秋連覇を果たした愛院大の永嶋勇介捕手(4年、静岡市立高出)、敢闘賞にリーグ最多タイの5勝を挙げ、最優秀防御率賞(1.16)を獲得した愛大の伊佐地佑紀投手(2年、愛知・津島北高出)を選んだ。
現役最多の26勝を挙げた名商大の水野鉄男投手(4年、愛知商高出)には特別賞が贈られた。
ベストナインは愛工大の藤川寛大外野手(4年、東京・東海大菅生高出)が3季連続3度目の受賞。他の選手は初受賞となった。表彰選手は同日、名古屋市の瑞穂球場で行われた閉会式で、愛知大学野球連盟の小出忠孝会長らから賞状と記念の盾が授与された。
■巧みなリード光る
MVPに輝いた永嶋は名前が読み上げられると一瞬、戸惑ったような表情を見せた。「誰になるのかと思っていたので驚いた」。それでも投手陣を巧みなリードで引っ張り、打率は2割2分2厘と低いが勝負強さを発揮したという自負がある。
チームは元部長の使途不明金の問題などで春のリーグ戦から揺れ続いた。「いい経験をさせてもらったが、まだ試合が残っている」。明治神宮大会の出場権を懸けた愛知・東海・北陸3連盟王座決定戦(31日から3日間)に気持ちを切り替えていた。
■森越「自覚持つ」
中日からドラフト4位で指名を受けた名城大の森越が初めてベストナインに選ばれた。「2部に落ちたこともあったので記念になる」と喜んだ。大学のユニホームに袖を通すのは、この日が最後。「次はドラゴンズのユニホームになる」
28日は記者会見後も取材攻勢を受けた。さらに多数の友人らから祝福の電話、メールが殺到。日付が変わった午前5時ごろまで対応に追われた。ただ、浮ついた様子はない。「今後は自覚を持って行動したい」と自分に言い聞かせていた。
■愛知大学野球秋季リーグ1部の表彰選手
最優秀選手賞:永嶋 勇介(愛院大4年)、敢闘賞:伊佐地佑紀(愛 大2年)、最優秀防御率:伊佐地佑紀、打撃賞:牧内樹(名城大1年)、特別賞:水野 鉄男(名商大4年)、
ベストナイン
投手:伊佐地佑紀、捕手:芳川浩嗣(名城大3年)、一塁手:黒沢智博(名城大1年)、二塁手:山下諒(愛工大3年)、三塁手:牧内樹、遊撃手:森越祐人(名城大4年)、外野手:中村憲治(名商大3年)・藤川寛大(愛工大4年)・古屋慎太郎(愛院大3年)、指名打者:該当者なし
(2010年10月30日 中日新聞朝刊26面より)
現役最多の26勝を挙げた名商大の水野鉄男投手(4年、愛知商高出)には特別賞が贈られた。
ベストナインは愛工大の藤川寛大外野手(4年、東京・東海大菅生高出)が3季連続3度目の受賞。他の選手は初受賞となった。表彰選手は同日、名古屋市の瑞穂球場で行われた閉会式で、愛知大学野球連盟の小出忠孝会長らから賞状と記念の盾が授与された。
■巧みなリード光る
MVPに輝いた永嶋は名前が読み上げられると一瞬、戸惑ったような表情を見せた。「誰になるのかと思っていたので驚いた」。それでも投手陣を巧みなリードで引っ張り、打率は2割2分2厘と低いが勝負強さを発揮したという自負がある。
チームは元部長の使途不明金の問題などで春のリーグ戦から揺れ続いた。「いい経験をさせてもらったが、まだ試合が残っている」。明治神宮大会の出場権を懸けた愛知・東海・北陸3連盟王座決定戦(31日から3日間)に気持ちを切り替えていた。
■森越「自覚持つ」
中日からドラフト4位で指名を受けた名城大の森越が初めてベストナインに選ばれた。「2部に落ちたこともあったので記念になる」と喜んだ。大学のユニホームに袖を通すのは、この日が最後。「次はドラゴンズのユニホームになる」
28日は記者会見後も取材攻勢を受けた。さらに多数の友人らから祝福の電話、メールが殺到。日付が変わった午前5時ごろまで対応に追われた。ただ、浮ついた様子はない。「今後は自覚を持って行動したい」と自分に言い聞かせていた。
■愛知大学野球秋季リーグ1部の表彰選手
最優秀選手賞:永嶋 勇介(愛院大4年)、敢闘賞:伊佐地佑紀(愛 大2年)、最優秀防御率:伊佐地佑紀、打撃賞:牧内樹(名城大1年)、特別賞:水野 鉄男(名商大4年)、
ベストナイン
投手:伊佐地佑紀、捕手:芳川浩嗣(名城大3年)、一塁手:黒沢智博(名城大1年)、二塁手:山下諒(愛工大3年)、三塁手:牧内樹、遊撃手:森越祐人(名城大4年)、外野手:中村憲治(名商大3年)・藤川寛大(愛工大4年)・古屋慎太郎(愛院大3年)、指名打者:該当者なし
(2010年10月30日 中日新聞朝刊26面より)