パラシュートを付けて走る練習に取り組む小学生＝春日井市の中部大で

　さまざまなスポーツを体験できる「中部大学　キッズ・スポーツフェスタ２０２５」（中日新聞社など後援）が２０日、春日井市松本町の中部大で開かれた。愛知、岐阜両県に住む小学１～６年生計約４００人が参加。同大の各クラブに所属する学生の指導を受けながら、汗を流した。

　自分に合った競技を見つけ、スポーツの楽しさを体感してもらおうと、同大などが昨年から始めた。２回目の今年は、サッカーや野球、卓球、チアリーディングなど９種目の中から好きなものを選んで体験した。

　低学年向けの陸上の回では、学生たちが速く走るためのこつを伝授。子どもたちは腰に小さなパラシュートを付けて走るなど、１時間ほど楽しく練習に取り組んだ。きょうだいで参加した豊山町の小学３年の児童（９）は「大学生のお兄さんたちが優しく教えてくれて、速く走れるようになった」と話した。　（酒井博章）

（2025年12月21日　中日新聞朝刊県内総合版より）