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学生活動  お知らせ  2025.11.20

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南山大生 県産食材の学食メニュー考案 知事ら試食

学食メニューを試食しながら大村知事(左端)と懇談する学生=名古屋市昭和区の南山大で

学食メニューを試食しながら大村知事(左端)と懇談する学生=名古屋市昭和区の南山大で

 南山大(名古屋市昭和区)の学生が、県産の食材を使った学生食堂のメニューを考案した。地産地消を促す県のPR策「いいともあいち運動」の一環。18日には同大を訪れた大村秀章知事とメニューを試食しながら、県産品について語り合った。

 考案したのは、県産のハクサイを練り込んだハンバーグや、コクのある八丁みそのスープが特徴の麻辣(マーラー)麺、西尾抹茶を使ったタルトなど5品。学生有志8人が8月から食材選びやレシピ作りに取り組み、今月5日から同大の食堂で提供している。

 学生たちは大村知事に「麻辣麺に県産のカボチャを加えた。ほどよい甘みが広がり、うま味と辛みのバランスを楽しめる」とレシピで工夫した点を伝えた。試食した大村知事は「若い方の発想と感性で地産地消に取り組んでもらい、ありがたい」と話した。

 有志の一人で、同大人文学部2年の後藤優奈さん(19)は「いかに県産の食材を盛り込むか、値段とのバランスを試行錯誤しながら、おいしく仕上げた」と振り返った。オリジナルメニューの提供は28日まで。学食は大学関係者以外も利用でき、後藤さんは「是非、食べに来てほしい」と呼びかけた。(大島宏一郎)

(2025年11月20日 中日新聞朝刊県内版より)
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