HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 学生活動
学生活動 2025.07.17
この記事の関連大学
企業の課題 解決策披露 名古屋外大生が調査

企業の提示した課題に対し考えた解決策を発表する学生=名古屋市西区の名古屋外国語大名駅キャンパスで
グローバルビジネス学科の松本正義准教授の授業の一環。ANAグループや名鉄グループ、東レリサーチセンターなど6社が協力した。
航空貨物会社ANAカーゴの課題は「貨物専用機の就航地を考える」。4年の坂田那奈美さん(21)ら3人は週1回社員と話し合い、成田空港の同社倉庫を見学するなどしてきた。企業の強みや競合他社の状況、市場の成長具合などから、ジェネリック医薬品(後発薬)の生産地インド・ハイデラバードと、テクノロジー分野の拠点で自由貿易区の設立が決まったベトナム・ダナンを就航地として考案し、提示した。
ANAカーゴ中部販売支店の渡辺薫里支店長は「今後、可能性がある就航地。経済発展のための現地のインフラ状況などもよく調べてある」と講評した。坂田さんは「実際のビジネスで使われている分析方法を学べた」と話した。
(2025年7月17日 中日新聞朝刊9面より)