電動キックボードの乗車体験をする学生（右）ら＝中村区の愛知大名古屋キャンパスで

　電動キックボードの乗車体験会が中村区の愛知大名古屋キャンパスであり、県警交通総務課の担当者らが正しい交通ルールを周知した。

　最高速度が２０キロ以下などの条件を満たした電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」に分類され、１６歳以上であれば免許なしで運転できる。

　体験会では、適用される交通ルールを動画で説明。交差点では２段階右折をしなければいけないことを紹介したチラシも配布した。

　県警によると、電動キックボードは２０～３０代の若年層に浸透する一方、交通違反も多発している。同大法学部２年の矢野愛理さん（１９）は「思った以上に速くてびっくり。安定感もあった」と話した。

（2025年6月3日　中日新聞朝刊市民版より）