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学生活動  2025.03.26

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自閉症作家 個性豊か 岡崎 啓発デー前に芸術展

メガネやカラフルな絵が並ぶ会場=岡崎市岡町で

メガネやカラフルな絵が並ぶ会場=岡崎市岡町で

 世界自閉症啓発デー(4月2日)を前に、自閉症のアーティストらの作品を集めた展覧会が、岡崎市岡町のおかざき世界子ども美術博物館で開かれている。4月13日まで。

 発達障害がある子や家族を支援するNPO法人アスペ・エルデの会(大府市)や、中京大現代社会学部の学生などでつくる実行委が主催。会場には20人が出展した約100点が並ぶ。

 メインの展示は、名古屋市の障害者支援施設「ひまわりの風」を利用する織田健吾さんの「織田健吾の不思議なメガネ」。粘土や紙などさまざまな素材で作られた多彩なメガネで、独自の世界観を表現した。

 展示に関連し、厚紙やモールでオリジナルのメガネや作品を作るワークショップを4月13日に実施する。同大3年の園田真那斗さん(21)は「どの作品も個性豊か。見るだけでなく、作ることも通して作品の裏にいる作家にも目を向けてもらえたら」と話す。

 観覧料は大人100円、中学生以下無料。月曜休館。ワークショップは無料で午前10時~午後3時に受け付ける。(金田侑香璃)

(2025年3月26日 中日新聞朝刊西三河総合版より)

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