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お知らせ  2025.01.10

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知多半島の産業 巡るツアー 愛知東邦大とJR東海バス 企画

伊東株式会社の伊東社長(右)と体験について打ち合わせする村上さん(左)ら=同社で

伊東株式会社の伊東社長(右)と体験について打ち合わせする村上さん(左)ら=同社で

 知多半島を代表するものづくり産業「繊維・陶磁器・醸造」に触れる日帰りバスツアーを愛知東邦大(名古屋市名東区)とJR東海バスが共同で企画し、参加者を募っている。共同企画ツアーは2回目で、今回は収益を地元に還元すべく、ツアー自体をクラウドファンディング(CF)の返礼品として位置付けた。

 産学連携協定に基づき、同大経営学部の宮本佳範教授(観光社会学)のゼミの学生が企画。ツアーのコンセプトは「大人が行く修学旅行」。参加者が企業を訪れ、五感で各産業を学べるのを売りにした。学生がガイドも務める。

 名古屋駅発着で、知多木綿製造のオカトク(知多市岡田)、INAXライブミュージアム(常滑市奥栄町)、日本酒「敷嶋」で知られる伊東株式会社(半田市亀崎町)、半田赤レンガ建物(同市榎下町)を巡る。いずれも、企業の担当者による説明や体験がセットになっている。

 学生は、JR東海バスの担当者と各社を回ってコースを決めた。伊東株式会社では伊東優社長と直接交渉。古酒を含む4種の飲み比べ体験を実現させた。中心となって企画した村上敬悟さん(21)は「知多の産業を広く知ってもらえたら」と話した。

 2月1、11、24日の計3回実施し、大人1人1万4500円。ツアーはJR東海系のショッピングサイト「JR東海マーケット」内のCFページから、先着順で申し込める。 (久野賢太郎)

(2025年1月10日 中日新聞朝刊県内版より)

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