HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > イベント
イベント 2024.11.26
この記事の関連大学
日福大と全国7自治体 防災の取り組みを共有
■美浜で「学習会」
美浜町で14、15日、全国7自治体と日本福祉大による防災学習会があり、最近の災害から得られる教訓や各自治体の防災態勢について情報を交換した。
取り組みを共有し、災害に強い地域づくりを進めようと、協定を結ぶ日福大と全国の自治体が持ち回りで開く。能登半島地震で震度5強の揺れに見舞われた富山県南砺市などが参加した。
7月の豪雨で300棟以上が浸水した山形県遊佐町は、住民が避難する際、非常持ち出し袋などを持たずに手ぶらで家を出た例が多かったことを報告。支援事業をつくり、備蓄食料やポータブル電源などの購入の一部に補助を出し始めたと説明した。
長野県阿智村は、孤立のおそれがある地区に住む寝たきりの高齢者を安全な場所に運ぶ訓練を実施。近隣の若者が協力し、車いすで近くの高台まで移動させたという。
他にも、消防団員の減少に伴う分団再編の必要性など、多岐にわたり話し合った。
(2024年11月26日 中日新聞朝刊知多総合版より)
美浜町で14、15日、全国7自治体と日本福祉大による防災学習会があり、最近の災害から得られる教訓や各自治体の防災態勢について情報を交換した。
取り組みを共有し、災害に強い地域づくりを進めようと、協定を結ぶ日福大と全国の自治体が持ち回りで開く。能登半島地震で震度5強の揺れに見舞われた富山県南砺市などが参加した。
7月の豪雨で300棟以上が浸水した山形県遊佐町は、住民が避難する際、非常持ち出し袋などを持たずに手ぶらで家を出た例が多かったことを報告。支援事業をつくり、備蓄食料やポータブル電源などの購入の一部に補助を出し始めたと説明した。
長野県阿智村は、孤立のおそれがある地区に住む寝たきりの高齢者を安全な場所に運ぶ訓練を実施。近隣の若者が協力し、車いすで近くの高台まで移動させたという。
他にも、消防団員の減少に伴う分団再編の必要性など、多岐にわたり話し合った。
(2024年11月26日 中日新聞朝刊知多総合版より)