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学生活動 2024.11.22
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痴漢、盗撮防ぐ一手に SOSや警告音出す アプリ活用の訓練も
痴漢や盗撮の被害を防ぐ対処法を学ぶ研修会が、県警本部で開かれた。愛知大防犯ボランティア「愛大防犯POLICE」の女性メンバー13人が参加。スマートフォン向けの県警公式アプリ「アイチポリス」にはアラーム音や警告を出す痴漢撃退機能があり、メンバーたちは機能を活用した訓練に取り組んだ。
県警生活安全特別捜査課によると、電車内の痴漢被害は通勤通学で混雑しやすい午前7~8時が最も多い。約7割の人がドア付近で被害に遭っているという。
同課員がメンバーたちに被害の分析結果について説明。被害者が無言で抵抗した場合は約4割の痴漢が犯行を続けたため、「明確に拒否することが大事」と指摘。声を出したり、周囲に助けを求めたりするよう呼びかけた。
恐怖や不安でなかなか勇気が出ない人には、県警アプリの活用を提案。「痴漢です。助けてください」「ちかんされていませんか?」と書かれた画面を表示し、助けを求めたり、被害を食い止めたりすることに使える。警告音を出すこともできるという。
アプリを使ってみた山田匠華さん(21)は「実際に声を上げることは難しいと思うので、このアプリがあれば助けられることが増える。交流サイト(SNS)でも活用を発進していきたい」と話した。(森本尚平)
(2024年11月22日 中日新聞朝刊県内総合版より)
県警生活安全特別捜査課によると、電車内の痴漢被害は通勤通学で混雑しやすい午前7~8時が最も多い。約7割の人がドア付近で被害に遭っているという。
同課員がメンバーたちに被害の分析結果について説明。被害者が無言で抵抗した場合は約4割の痴漢が犯行を続けたため、「明確に拒否することが大事」と指摘。声を出したり、周囲に助けを求めたりするよう呼びかけた。
恐怖や不安でなかなか勇気が出ない人には、県警アプリの活用を提案。「痴漢です。助けてください」「ちかんされていませんか?」と書かれた画面を表示し、助けを求めたり、被害を食い止めたりすることに使える。警告音を出すこともできるという。
アプリを使ってみた山田匠華さん(21)は「実際に声を上げることは難しいと思うので、このアプリがあれば助けられることが増える。交流サイト(SNS)でも活用を発進していきたい」と話した。(森本尚平)
(2024年11月22日 中日新聞朝刊県内総合版より)