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イベント  2024.02.19

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アジア大会PRへ 大学生が知恵絞る 名古屋 藤田医科大生案が最優秀

表彰式で笑顔を見せる受賞者ら=名古屋市昭和区の中京大で

表彰式で笑顔を見せる受賞者ら=名古屋市昭和区の中京大で

 2026年アジア・アジアパラ競技大会(愛知・名古屋大会)に向け、愛知県内の大学生から大会PRなどにつながるアイデアや企画を募ったコンテストの表彰式が18日、名古屋市昭和区の中京大名古屋キャンパスであった。最優秀賞には藤田医科大(豊明市)の学生が発案した自動体外式除細動器(AED)の迅速な搬送システムが選ばれた。

 コンテストは大会組織委と愛知学長懇話会が開き、大会の盛り上げや選手、観客らのもてなしにつながる案を募集。17件の応募があり、懇話会専門委員会で最優秀賞など5件を選んだ。

 藤田医科大からは、市民向け救命講習を行う学生団体「藤田PUSH」が応募。観客の心臓突然死を防ぐため、各競技会場にAEDを置き、心肺蘇生法を知る学生も配置するアイデアを提案した。

 表彰式では、専門委員長を務める梅村清英・中京大学長が受賞者に表彰状を渡した。藤田PUSHの小林太樹(たいき)さん(21)は「多くの学生に大会に興味を持ってもらい、学部や学科の垣根を越えて活動できれば」と話した。集まったアイデアは実現に向けて専門委で検討する。(芝野享平)

(2024年2月19日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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