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お知らせ 2024.01.10
東海4県国立大 連携確認 C-FRONT発足 トップ初会合
愛知、岐阜、三重、静岡4県の全ての国立大・機構の連携組織「C-FRONT」が9日、発足し、名古屋市内で初会合があった。学長らトップ9人が、大学間で競争が激化している国の研究資金や優秀な留学生の獲得について協力していくことで一致し、連携したいテーマを出し合った。法人統合ではない新たな広域連携の形で、生き残りを狙う。
参加するのは名古屋大と岐阜大、両大学を運営する東海国立大学機構、名古屋工業大、愛知教育大、豊橋技術科学大、三重大、静岡大、浜松医科大。
初会合では各大学の状況を確認した上で、基本方針について▽留学生を増やして大学群として国際競争力を高める施策を検討▽東海地方の経済団体などと協議を進めて共同プロジェクトを推進▽国や民間の研究資金などの積極的な獲得-で一致した。
今後、テーマごとに参加を希望する大学でチームをつくる。テーマ案は、名大を中心にした起業家育成プロジェクトや、バイオ分野の産学官連携など、既存の枠組みを活用する意見が出た。カーボンニュートラル(脱炭素)の取り組み、留学生の獲得支援といった案も出た。
学長らは今後も年数回集まって連携を具体化させ、進捗(しんちょく)状況を確認する。
C-FRONT発足を呼びかけた東海機構の松尾清一機構長は「大学同士で相乗効果を高めて、国内外でリーダーシップを発揮できる連携を目指す」と話した。
(2024年1月10日 中日新聞朝刊1面より)
参加するのは名古屋大と岐阜大、両大学を運営する東海国立大学機構、名古屋工業大、愛知教育大、豊橋技術科学大、三重大、静岡大、浜松医科大。
初会合では各大学の状況を確認した上で、基本方針について▽留学生を増やして大学群として国際競争力を高める施策を検討▽東海地方の経済団体などと協議を進めて共同プロジェクトを推進▽国や民間の研究資金などの積極的な獲得-で一致した。
今後、テーマごとに参加を希望する大学でチームをつくる。テーマ案は、名大を中心にした起業家育成プロジェクトや、バイオ分野の産学官連携など、既存の枠組みを活用する意見が出た。カーボンニュートラル(脱炭素)の取り組み、留学生の獲得支援といった案も出た。
学長らは今後も年数回集まって連携を具体化させ、進捗(しんちょく)状況を確認する。
C-FRONT発足を呼びかけた東海機構の松尾清一機構長は「大学同士で相乗効果を高めて、国内外でリーダーシップを発揮できる連携を目指す」と話した。
(2024年1月10日 中日新聞朝刊1面より)