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スポーツ  2023.10.30

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全日本大学女子駅伝 名城大V7 史上最多

史上初の7連覇を達成し、笑顔でゴールする名城大アンカーの谷本=弘進ゴムアスリートパーク仙台で

史上初の7連覇を達成し、笑顔でゴールする名城大アンカーの谷本=弘進ゴムアスリートパーク仙台で

 全日本大学女子駅伝は29日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着の6区間、38・0キロで行われ、名城大が2時間4分29秒で頂点に立ち、史上最多の連覇を7に伸ばした。8度目の優勝。

 2位でたすきを受けた3区の石松愛朱加が区間賞の走りでトップに。その後は先頭を守り、最終6区は谷本七星が区間賞で逃げ切った。

 52秒差の2位に大東大、最多10度優勝の立命大が3位。城西大、日体大、大院大、関大、東北福祉大まで上位8校が来年の出場権を獲得した。

■結束 強さ取り戻す

 先頭でフィニッシュテープを切ると、トレードマークの眼鏡を外し、安堵(あんど)でこぼれた涙を拭う。名城大のアンカー谷本(3年)は「怖さはあった。このチームでここまで来られて、優勝できてよかった」。トラックシーズンで振るわなかった常勝軍団は、7連覇の懸かる大一番で勝負強かった。

 区間賞を獲得したのは、谷本と3区でチームをトップに押し上げた石松(2年)のみ。6区間で5人が区間賞だった昨年ほどの力、勢いはない。「エースがいないんだったら、総合力で戦うしかない」と米田勝朗監督。各選手とも大崩れしない走りでリードをつくり、終盤の逆転を狙うライバルを振り切った。

 不調の選手が多く、空中分解の寸前だった9月。ミーティングで、石松が泣きながら声を張り上げた。「もっとできることがあるんじゃないか。変わらなきゃ」と緩みを指摘。練習を引っ張ることも多かった下級生の訴えで、全員が自らを省みた。谷本は「チームの雰囲気ががらっと変わった」と、団結した転機の瞬間を振り返る。

 米田監督は「悔しさ、ハングリーさは強くなるためには大事。勝ち続けている故に忘れかけている部分がある」と、負けを知らない選手たちの課題を感じていた。危機感を力に変え、頂点を譲らぬまま、強くなった教え子たち。自身の予想を上回る成長ぶりに、まぶしそうに目を細めた。(山内晴信)

(1)名城大(米沢、力丸、石松、藪谷、原田、谷本)2時間4分29秒
(2)大東大2時間5分21秒
(3)立命大2時間5分21秒
(4)城西大2時間6分6秒
(5)日体大2時間6分45秒
(6)大院大2時間7分19秒

(2023年10月30日 中日新聞朝刊17面より)

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