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学生活動  2023.10.29

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珍しいカブトムシ 触って ふれあい昆虫館で展示

フェイスタメルシワバネクワガタを手にするKITむしの会の会員=白山市八幡町で

フェイスタメルシワバネクワガタを手にするKITむしの会の会員=白山市八幡町で

 金沢工業大の学生や教職員らでつくる昆虫愛好会「KITむしの会」は28日、白山市八幡町の県ふれあい昆虫館で国内外のカブトムシやクワガタムシとふれあえる展示を始めた。子どもたちに大人気の「ヘラクレスオオカブト」をはじめ、アンデス山脈に生息する希少なクワガタなど約100種類を触ったり、観察したりできる。29日まで。

 むしの会は2015年に発足。会員が飼育しているカブトムシやクワガタムシを市内外で展示してきた。今回はヘラクレスオオカブトや、3本角がトレードマークの「コーカサスオオカブト」が並ぶほか、四つの眼を持ち、白く短い毛で覆われた「フェイスタメルシワバネクワガタ」も初めて展示されている。

 同館やむしの会によると、フェイスタメルシワバネクワガタは南米・アンデス山脈の崖や標高の高い地域に生息しており、入手が非常に難しいという。

 むしの会の平野徳之さん(45)は「珍しいカブトムシやクワガタムシを見るだけではなく、触れるチャンス。ぜひ家族で楽しんで」と話している。 (安里秀太郎)

(2023年10月29日 北陸中日新聞朝刊17面より)

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