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学生活動 2023.07.20
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地方の食 どう魅力高める 愛大生がアイデアをプレゼン
愛知大の学生が、福井県小浜市の食の魅力を高め次世代につないでいくアイデアを考案し、名古屋市中村区の同大名古屋キャンパスで13日にプレゼンテーションした。地方を舞台にした食育に触れ、将来の仕事を考えるきっかけとした。
同大と連携協定を結ぶ福井県や同県小浜市がキャリアデザインプログラムの一環として実施した。参加した1、2年の女子学生6人は6月に1泊2日で同市を訪問。地元の水産事業者でサバやタイのササ漬けなど地域に根付く食材の魅力を学び、若者の認知度向上の方法を探った。
2年生のチームは、若者に人気の高い食べ歩きができるようササ漬けを手まりすしやせんべいに加工する案を発表。1年生のチームは、小浜産のサバと規格外野菜を使ったふりかけを作り、自販機で販売することを考案した。市関係者や地元の水産事業者から講評も受けた。
参加した2年の柴田怜佳さん(19)は「知らない土地の食を学んだことで、自分の地元の名産品をどう残していくかにも興味が出てきた」と意欲を見せた。審査員として参加した市食のまちづくり課の中田典子課長は「(10~20代の)Z世代の目線で刺激的な提案をもらった。実際に試作してイベントで提供してみたい」と話した。(城石愛麻)
(2023年7月20日 中日新聞朝刊県内版より)
同大と連携協定を結ぶ福井県や同県小浜市がキャリアデザインプログラムの一環として実施した。参加した1、2年の女子学生6人は6月に1泊2日で同市を訪問。地元の水産事業者でサバやタイのササ漬けなど地域に根付く食材の魅力を学び、若者の認知度向上の方法を探った。
2年生のチームは、若者に人気の高い食べ歩きができるようササ漬けを手まりすしやせんべいに加工する案を発表。1年生のチームは、小浜産のサバと規格外野菜を使ったふりかけを作り、自販機で販売することを考案した。市関係者や地元の水産事業者から講評も受けた。
参加した2年の柴田怜佳さん(19)は「知らない土地の食を学んだことで、自分の地元の名産品をどう残していくかにも興味が出てきた」と意欲を見せた。審査員として参加した市食のまちづくり課の中田典子課長は「(10~20代の)Z世代の目線で刺激的な提案をもらった。実際に試作してイベントで提供してみたい」と話した。(城石愛麻)
(2023年7月20日 中日新聞朝刊県内版より)