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スポーツ 2023.07.05
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ラグビーの魅力 児童に 朝日大部員、下呂・上原小で教室

学生(右)を振り切り味方にパスをする児童=下呂市で
タグラグビーは危険を避けるため、タックルの代わりに腰の両脇に下げたタグを取り合う。取られたらその場に止まり、速やかにパスをしなければいけないといったルールがある。
最初は児童と学生が一緒になってパス回し。慣れてくると走りながらパスをしたり、2人1組になった児童が学生を抜いたりした。同小ではこの日に向けてタグラグビーを授業で体験しており、慣れた手つきの児童もいた。終了後は「前より上手にできてうれしかった」「しっかりパスができた」といった感想が出た。
同大ラグビー部は全国大学選手権の出場10回を誇る名門で、ラグビー普及のため毎年、県内約30の小学校で教室を開いている。吉川充監督は「相手のことを思いやらないと、パスがつながらないのがラグビー。今回の教室を通して、友達に優しくする大切さが伝われば」と語った。(上田千秋)
(2023年7月5日 中日新聞朝刊飛騨版より)