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学生活動  2023.02.11

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認知症とは 紙芝居で紹介 千種・見付小で愛知淑徳大生

紙芝居で認知症患者との接し方を伝える愛知淑徳大の学生たち=千種区の見付小で

紙芝居で認知症患者との接し方を伝える愛知淑徳大の学生たち=千種区の見付小で

 千種区の見付小学校トワイライトスクールで10日、愛知淑徳大(長久手市)の学生による「認知症教室」があった。手作りの紙芝居やクイズを通して、児童17人に認知症の症状や患者との接し方を伝えた。

 区役所などでつくる区地域包括ケア推進会議が主催。同大福祉貢献学部の黒川文子准教授のゼミで高齢者福祉を学ぶ3年生10人が、認知症を患うお年寄りへの接し方をクイズを交えて紹介した。もし名前を忘れられてしまっても、怒ることなく優しく対応するよう伝えた。

 過去にゼミで作られた紙芝居「もしも桃太郎のおじいさんが認知症になったら…」も披露した。おじいさんが桃太郎の名前やしば刈りの約束を忘れたり、ひとりで歩いていたところを鬼に助けられたりするストーリーを読み上げ「困っている人がいたら優しく声をかけてあげて」と呼びかけた。

 山田菜央さん(21)は「子どもにとって認知症は難しいかもしれないが、積極的に参加してくれた。認知症の方にも優しく接してくれる人になってもらえたらうれしい」と期待した。(坂本圭佑)

(2023年2月11日 中日新聞朝刊市民版より)

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