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学生活動  2023.02.04

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名港水族館30年 “撮らえた”330枚 写真集 名学院大生が構成

完成した写真集を手にする関係者たち(右から飯田館長、栗田館長、池ケ谷さん、伊藤教授)=港区の名古屋港水族館で

完成した写真集を手にする関係者たち(右から飯田館長、栗田館長、池ケ谷さん、伊藤教授)=港区の名古屋港水族館で

 名古屋港水族館(港区)の開館30周年を記念した写真集が完成した。A4横版138ページには、飼育経験のあるスタッフが撮りためた計330枚が収まる。選定と構成は、名古屋学院大の学生たちが担当。4日から、名古屋市内の図書館で閲覧、貸し出しが始まる。

 イルカやシャチが躍動する一瞬や、魚の表情に迫った1枚など多彩な表現を楽しめる。市内の全図書館の他、市内外の小学校297校にも寄贈。水族館では、税込み2500円で今月中旬から販売する予定。

 3日は、水族館に関係者が集まった。制作に携わった名古屋学院大から代表で、商学部の伊藤昭浩教授と3年の池ケ谷杏依(あい)さん(21)が来館し、水族館の栗田正徳館長とともに地元港図書館の飯田満館長に写真集を手渡した。

 池ケ谷さんは「表情がよく見えて、水族館の歴史も感じられる写真集に仕上がった」と手応えを語り、飯田館長は「携わった人たちの愛情が感じられる写真集になっている」とたたえた。

 栗田館長は関係者に感謝した上で「引き続き生き物の魅力を伝えられる水族館を維持していきたい。館にも足を運んでもらい、写真とはまた違った魅力をじっくり楽しんで」と来館を呼びかけた。(村松秀規)

(2023年2月4日 中日新聞朝刊なごや東総合版より)

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