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学生活動 2022.12.23
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認知症理解 DVDを一助に サポーター講座用 岐阜医療科学大生が関市に贈る
岐阜医療科学大(関市市平賀)わくわくボランティア部の学生が、認知症サポーター養成講座に使うDVDを制作し、22日に関市役所で尾関健治市長に30枚を手渡した。
DVDは認知症の人に対する適切な関わり方をアニメーションや再現ドラマを交えて紹介する23分の動画。小中学生にも理解が深まるよう、随所にクイズやゲーム要素を入れた。
市では認知症への理解を深めようと、小学生以上を対象にスライドや寸劇などを用いて養成講座を開いてきた。しかし、コロナ禍が長引き、対面での講座ができない期間が続いたため、市西地域包括支援センター(武芸川町八幡)が大学にDVD制作を依頼。ボランティア部の学生が名乗りを上げ、夏に1カ月かけて撮影や編集をした。内容はセンターが監修したが、構成や台本は学生が考えた。
同部の看護学科3年伊藤透成(ゆきなり)さん(23)は「小中学生向けに作った。子どもの頃から知識を蓄えて、高齢者に優しく助け合う地域になれば」と制作への願いを語った。センターの猿渡康子センター長は「すごく上手に分かりやすく作ってくれた。多くの人の目に触れ、地域の認知症への理解が深まれば」と話した。
DVDは市内の各学校や地域包括支援センターに配られ、養成講座などで使われる。(秋田耕平)
(2022年12月23日 中日新聞朝刊可茂版より)
DVDは認知症の人に対する適切な関わり方をアニメーションや再現ドラマを交えて紹介する23分の動画。小中学生にも理解が深まるよう、随所にクイズやゲーム要素を入れた。
市では認知症への理解を深めようと、小学生以上を対象にスライドや寸劇などを用いて養成講座を開いてきた。しかし、コロナ禍が長引き、対面での講座ができない期間が続いたため、市西地域包括支援センター(武芸川町八幡)が大学にDVD制作を依頼。ボランティア部の学生が名乗りを上げ、夏に1カ月かけて撮影や編集をした。内容はセンターが監修したが、構成や台本は学生が考えた。
同部の看護学科3年伊藤透成(ゆきなり)さん(23)は「小中学生向けに作った。子どもの頃から知識を蓄えて、高齢者に優しく助け合う地域になれば」と制作への願いを語った。センターの猿渡康子センター長は「すごく上手に分かりやすく作ってくれた。多くの人の目に触れ、地域の認知症への理解が深まれば」と話した。
DVDは市内の各学校や地域包括支援センターに配られ、養成講座などで使われる。(秋田耕平)
(2022年12月23日 中日新聞朝刊可茂版より)