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学生活動 2022.11.19
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ブラザー販売へSDGsのアイデア 海外学生と協力 南山大生の提案
南山大の学生が海外の学生と協力し、県内企業や官公庁に課題解決を提案するプロジェクト授業の発表会が、昭和区の同大であった。学生がブラザー販売(瑞穂区)に、同社の販売製品を使った食品ロス削減や衣服のリユースなどを提案した。
同大が2018年度から実施している国際共同オンライン学習プログラム(COIL)の一環。学生たちは9月から、県などに米国の高校生向けの県内旅行企画を提案したり、障害者を支援する社会福祉法人などと街のバリアフリーマップを作製するなどの課題に取り組んできた。
ブラザー販売と連携した12人は、米メリーランド大の学生とオンラインで協力。今月10日、同社が販売するブラザー工業の製品を活用して持続可能な開発目標(SDGs)に貢献するアイデアを発表した。採れすぎた野菜の色素でプリンターのインクを作ったり、衣類用プリンターで古着のデザインを新しくして再利用したりすることを提案。在日外国人向けにミシン教室を開き、子どもたちが学校で使うぞうきんなどを作りながら、日本語を学んでもらうことを提案した学生もおり、ブラザー販売の担当者は「いつからでも始められそうなアイデアだ」と評価していた。(今井智文)
(2022年11月19日 中日新聞朝刊市民版より)
同大が2018年度から実施している国際共同オンライン学習プログラム(COIL)の一環。学生たちは9月から、県などに米国の高校生向けの県内旅行企画を提案したり、障害者を支援する社会福祉法人などと街のバリアフリーマップを作製するなどの課題に取り組んできた。
ブラザー販売と連携した12人は、米メリーランド大の学生とオンラインで協力。今月10日、同社が販売するブラザー工業の製品を活用して持続可能な開発目標(SDGs)に貢献するアイデアを発表した。採れすぎた野菜の色素でプリンターのインクを作ったり、衣類用プリンターで古着のデザインを新しくして再利用したりすることを提案。在日外国人向けにミシン教室を開き、子どもたちが学校で使うぞうきんなどを作りながら、日本語を学んでもらうことを提案した学生もおり、ブラザー販売の担当者は「いつからでも始められそうなアイデアだ」と評価していた。(今井智文)
(2022年11月19日 中日新聞朝刊市民版より)