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学生活動  2022.08.31

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売木産食材で料理 村連携 愛知大生考案 道の駅などで商品化へ

作った料理を手にする学生たち=売木村文化交流センターで

作った料理を手にする学生たち=売木村文化交流センターで

 愛知大の学生が売木村産の食材を使った料理を考案し、30日、村文化交流センターで村職員らに振る舞った。今後、村内の道の駅「南信州 うるぎ」などで商品化を計画している。

 村と同大の連携・協力協定の一環で、地方創生と学生のキャリア支援が目的。学生らは事前に村を訪れたり、特産品を調べたりしてレシピを発案し、7月から村民とオンラインで交流して助言を受けた。

 2年生5人が29日から村を訪れて村民とともに試作を進め、村産のヤギ乳やトウモロコシなどを使ったチーズケーキ、プリン、キッシュなど10品を完成させた。

 渡辺奈々さん(20)と和田希芙さん(20)は中身をくりぬいた村産のトマトにリゾットを詰めた「丸ごとトマトのリゾット」を考案。「見栄えを意識した。SNS(交流サイト)で若い人たちの目を引き、村に興味を持つきっかけになるはず」と話した。

 試食した職員らには「素材の甘みなどがそのまま生かされていておいしい」などと好評。手伝った村内の女性(65)は「自分たちにはない発想に感心した。一生懸命作っている学生たちの姿を見て、私たちも村の特産品や魅力の発信を頑張らないと、と思った」と刺激を受けていた。(長崎光希)

(2022年8月31日 中日新聞朝刊南信版より)

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