バレーボールで汗を流す参加者たち＝東海市高横須賀町の市民体育館で

　精神障害のある人たちが参加するバレーボール大会「星城カップ」（中日新聞社など後援）が２８日、東海市高横須賀町の市民体育館であり、約１５０人が汗を流した。

　障害のある人たちがスポーツを通じて人と交流する機会を設けようと、星城大リハビリテーション学部（東海市）が毎年開いている。昨年はコロナ禍で中止となり、２年ぶりの開催。参加者は互いに声を掛け合ってボールをつなぎ、熱戦を繰り広げた。

　同学部の坂井一也教授は「スポーツをきっかけに人と良い関係性を積み重ねていくことが、回復につながると思っている」と話していた。（山岸弓華）

（2022年8月29日　中日新聞朝刊地域スポーツ愛知Ａ版より）