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学生活動 2022.07.21
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オンラインで不登校支援 県教委 中高生向け26日から交流事業 大学生がボランティア進行役
不登校の中高生が社会とのつながりを持てるように、県教委はオンライン上での交流事業を26日から始める。年齢の近いボランティアの大学生が進行役を務め、交流を手助けする。県教委の担当者は「同世代とのつながりをつくり、次のステップに進むきっかけになれば」と参加を呼び掛けている。(寺岡葵)
県教委は今月、不登校の高校生を対象とした「県立教育支援センター」を津市内に開設し、支援に乗り出した。一方、遠方で通えなかったり、対面を苦手としていたりする生徒への対応が課題となっていた。
オンライン交流は9月29日までの火曜と木曜に予定し、時間帯は午前10時~正午と午後1~3時。曜日と時間によって中学生のみ、高校生のみ、中高生の回がある。
検索大手グーグルが提供する「クラスルーム」などの通信アプリを使い、参加人数は毎回10~20人程度を想定。カメラ機能や音声機能を使わずに参加することもできる。三重大と皇学館大の学生計10人が交代で進行役を務め、対話やクイズ、連想ゲームなどで交流する。
14日には、大学生4人が津市内で集まり、初回に向けた打ち合わせをした。「クイズだと答えやすいかな」「SNS(交流サイト)ではやっているダンスを皆でするのも良いかも」とアイデアを出し合い、機器操作の課題も確認した。
皇学館大教育学部4年の瀬川彩乃さん(22)は「いろいろな環境下で参加する生徒たちをまとめるのは難しそうだが、家の中にいても『今日は楽しかったな』と思ってもらいたい」と話す。
県教委の担当者も「私たちがやると授業っぽくなる。年の近い学生の方が子どもたちの良さを引き出してくれる」と期待する。
参加無料で、通信費のみ自己負担。希望日の3日前までに県教委ホームページから専用フォームで申し込むか、申込書をダウンロードして必要事項を記入し、電子メールや郵送、ファクスで県教委に送る。
(問)県教委生徒指導課=059(224)2332
(2022年7月21日 中日新聞朝刊三重総合版より)
県教委は今月、不登校の高校生を対象とした「県立教育支援センター」を津市内に開設し、支援に乗り出した。一方、遠方で通えなかったり、対面を苦手としていたりする生徒への対応が課題となっていた。
オンライン交流は9月29日までの火曜と木曜に予定し、時間帯は午前10時~正午と午後1~3時。曜日と時間によって中学生のみ、高校生のみ、中高生の回がある。
検索大手グーグルが提供する「クラスルーム」などの通信アプリを使い、参加人数は毎回10~20人程度を想定。カメラ機能や音声機能を使わずに参加することもできる。三重大と皇学館大の学生計10人が交代で進行役を務め、対話やクイズ、連想ゲームなどで交流する。
14日には、大学生4人が津市内で集まり、初回に向けた打ち合わせをした。「クイズだと答えやすいかな」「SNS(交流サイト)ではやっているダンスを皆でするのも良いかも」とアイデアを出し合い、機器操作の課題も確認した。
皇学館大教育学部4年の瀬川彩乃さん(22)は「いろいろな環境下で参加する生徒たちをまとめるのは難しそうだが、家の中にいても『今日は楽しかったな』と思ってもらいたい」と話す。
県教委の担当者も「私たちがやると授業っぽくなる。年の近い学生の方が子どもたちの良さを引き出してくれる」と期待する。
参加無料で、通信費のみ自己負担。希望日の3日前までに県教委ホームページから専用フォームで申し込むか、申込書をダウンロードして必要事項を記入し、電子メールや郵送、ファクスで県教委に送る。
(問)県教委生徒指導課=059(224)2332
(2022年7月21日 中日新聞朝刊三重総合版より)