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学生活動  イベント  2022.07.07

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金城学院大生らが企画 昔遊びイベントで銭湯の魅力PR 西区「白山温泉」で18日

「白山温泉 湯まつり2022」をPRする(右から)県公衆浴場業生活衛生同業組合の飯田理事と金城学院大の都築教授、ゼミの学生たち=中日新聞社で

「白山温泉 湯まつり2022」をPRする(右から)県公衆浴場業生活衛生同業組合の飯田理事と金城学院大の都築教授、ゼミの学生たち=中日新聞社で

 かつてまちの社交場だった銭湯の活性化にお役に立てればと、金城学院大(守山区)の学生らが子どもに昔遊びを楽しんでもらうイベントを企画し、18日に西区枇杷島1の公衆浴場「白山温泉」で開く。

 企画したのは、国際情報学部の都築徹教授(54)=広告論=のゼミに所属する2年生13人。

 県公衆浴場業生活衛生同業組合によると、県内の銭湯はピークだった1964年の816軒から現在は66軒と激減。経営者の高齢化や後継者不足、風呂のある住宅の増加が主な要因で、コロナ禍による利用者減が拍車を掛ける。そんな危機的状況を、都築教授から4月末に聞き「魅力を伝えることができたら」と銭湯を研究対象にした。

 組合を通じて11年創業の白山温泉を選んだ。この老舗は銭湯文化を守ろうと催しを開くなど奮闘していたからだ。ゼミ生は実際に湯船につかる中で子どもの利用者が少ないことに気付く。そこで「子どもを含む家族で楽しめる夏祭りのようなイベントを開いては」と4代目で組合理事の飯田宗一郎さん(47)に提案。営業時間外に開催することが決まった。

 当日は午前11時から午後3時まで。中学生以下の子どもにヨーヨー釣りやけん玉、メンコといった昔遊びを満喫してもらう。焼きそばやかき氷などの屋台も出る。雨天決行。6日に中日新聞社を訪れたゼミ生の天野佑美さん(19)らは「イベントを通して銭湯の魅力を知ってもらいたい」とPRした。(問)白山温泉=052(531)4753 (小松原康平)

(2022年7月7日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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