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学生活動  2022.07.05

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同世代向けにポスター制作 名芸大生が投票呼びかけ

同世代向けに投票を呼びかけるポスターを制作した(左から)弓矢さん、山崎さん、炭谷さん、椙江さん=北名古屋市の名古屋芸術大で

同世代向けに投票を呼びかけるポスターを制作した(左から)弓矢さん、山崎さん、炭谷さん、椙江さん=北名古屋市の名古屋芸術大で

 10日投開票の参院選に合わせ、名古屋芸術大(北名古屋市)でデザインを学ぶ学生4人が同世代に投票を呼びかけるポスターを制作した。2019年の参院選では県内の10、20代の投票率はいずれも34.3%と低調だった。学生たちは「ポスターをきっかけに少しでも選挙に興味を持ってくれたらうれしい」と話す。(森若奈)

 4人は芸術学部芸術学科のデザイン領域メディアコミュニケーションデザインコースに所属する、いずれも3年生の椙江遼斗さん(20)、炭谷倫さん(20)、山崎来美さん(21)、弓矢美咲さん(20)。中日新聞デジタル編集部の求めに応じて、本紙の参院選企画に参加した。

 「選挙は自分には関係ない」「一票じゃ何も変わらない」という周囲の友人の声も参考にしながら制作。「投票とか、だる。」といった挑発的なキャッチコピーで目を引いたり、投票に行ったことがない人向けにイラストで投票の方法を解説したりしている。

 4コマ漫画のポスターを作った弓矢さんは「昨年の衆院選で投票に行ったら、上の世代ばかりで同世代が少なかった。ポスターでは、投票することのメリットが若者にも分かるように描いた」と話した。

 学生の作品とインタビューは、中日新聞Web内の参院選企画「#声を届けて」で紹介している。

(2022年7月5日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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