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学生活動 2022.01.20
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防災 学生発 高橋川浸水想定 行動や備え紹介 野々市 金沢工大生パネル展
防災や減災に取り組む、金沢工業大(野々市市)の学生団体「防災・減災プロジェクトSoRA(ソラ)」は、防災パネル展「みんなで作ろう防災ののいち」を、市役所に併設された市情報交流館カメリア(同市三納)3階で開催している。30日まで。
ソラは東日本大震災が起きた翌年の2012年、地域防災の授業をきっかけに学生たちが立ち上げた。災害時に地域住民との懸け橋になることを目指し、「夜回り」や「防災教室」などに取り組んできた。
新型コロナ禍で対面での啓発活動が困難なこともあり、防災パネル展を開催することにした。展示では、同市などを流れる高橋川が浸水した場合を想定したハザードマップを掲示。水害避難時には、水が中に入って足を取られる長靴ではなく運動靴を履き、集団行動することを勧め、水中では長い棒を頼りに歩くことなどを解説。非常食の重要性や、避難所などで新聞紙を素材にスリッパを折り紙する方法も紹介している。
ソラの青柳奏未代表(20)は「石川は全国的に雨が多く降る土地。展示をきっかけに家族で災害時の行動を考えてもらえれば」と話している。 (吉田拓海)
(2022年1月20日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)
ソラは東日本大震災が起きた翌年の2012年、地域防災の授業をきっかけに学生たちが立ち上げた。災害時に地域住民との懸け橋になることを目指し、「夜回り」や「防災教室」などに取り組んできた。
新型コロナ禍で対面での啓発活動が困難なこともあり、防災パネル展を開催することにした。展示では、同市などを流れる高橋川が浸水した場合を想定したハザードマップを掲示。水害避難時には、水が中に入って足を取られる長靴ではなく運動靴を履き、集団行動することを勧め、水中では長い棒を頼りに歩くことなどを解説。非常食の重要性や、避難所などで新聞紙を素材にスリッパを折り紙する方法も紹介している。
ソラの青柳奏未代表(20)は「石川は全国的に雨が多く降る土地。展示をきっかけに家族で災害時の行動を考えてもらえれば」と話している。 (吉田拓海)
(2022年1月20日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)