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学生活動  2021.11.13

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魅力的な駅南を提案 美濃加茂市長に名城大生

美濃太田駅南地区の活性化策を発表する名城大の学生ら=美濃加茂市生涯学習センターで

美濃太田駅南地区の活性化策を発表する名城大の学生ら=美濃加茂市生涯学習センターで

 美濃太田駅南地区を魅力的な街にしようと、名城大都市情報学部(名古屋市)の学生たちが11日、研究成果を披露する報告会を美濃加茂市生涯学習センターで開いた。

 市と同学部が結ぶ連携協定に基づき、美濃加茂のまちづくりを考える3年目の取り組み。今回は駅南で再開発の動きが出始めたことを踏まえ、テーマを「理想の駅まちづくり」に設定した。受講を希望した1年生約30人が6つの班に分かれ、今夏から現地調査などで課題の解決策を探ってきた。

 学生たちは、伊藤誠一市長ら市執行部を前に発表。子育て世帯をターゲットにした班は、カフェと公園の複合施設の整備や特産品を使った料理体験などを提案した。チェーン店が多い「便利な駅北」との差別化を図るとして、特色ある個人店が集まる「自由な駅南」を目指すよう提言する班もあった。

 ある班は若者を呼び込むアイデアを披露。「美濃加茂は外国人が多いので、世界を感じられる珍しいインパクトのあるイベントをできないか」と話した。伊藤市長は講評で「皆さんの熱意を感じた。美濃加茂市は、地域課題を解決する新たなビジネスを生み出そうと取り組んでいる最中。今後も力を貸してほしい」と呼び掛けた。(渡辺大地)

(2021年11月13日 中日新聞朝刊可茂版より)

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