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■外国人教員比率 中部地区1位(全国7位)
朝日新聞出版発行:大学ランキング2024年版「外国人教員の比率(規模別・学生数3000人以上)」の項目より (2022年度実績)
学生活動 2021.11.08
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中国の学生と「おうち居酒屋」 名外大生5人 新しい日本文化発信
中国・昆明市の雲南師範大で、日本文化を紹介するイベント「居酒屋アットユアホーム」が開かれた。日進市の名古屋外国語大の有志学生5人が、現地の学生とオンラインでやりとりして準備し、日本に関心を持つ地域の人や学生ら300人以上が訪れる盛況ぶりを見せた。 (平木友見子)
■オンラインで交流「いろんな意見を聞けた」
国際交流基金日中交流センター(東京)のふれあいの場事業の一環。本来は日本の大学生らが訪中して交流するが、コロナ禍のため昨年から、日中の大学生がオンラインで日本文化に関するイベントを企画し、中国で実施している。
名外大では英米語学科3年柴田怜奈さん(20)が「いろいろな文化を知りたくて外大に入ったのに、留学もできず、大学に外国人留学生もいない状況のまま卒業したくない」と中国語を履修している友人を誘い、同事業に応募。雲南の日本語学科の学生8人と新しい日本文化を発信しようと、若者の間で流行する「おうち居酒屋」を企画した。
8月から日本の居酒屋を説明し、ポテトサラダなどのメニューの作り方を伝授。10月下旬のイベントでは、好きな芸能人の名前をグラスに書いてお酒を楽しむ「推しグラス」をアレンジし、「ぴえん」などの若者言葉を書き入れたグラス作りなどを体験してもらった。日本側からもオンラインで参加し、来場者の質問に答えるなど交流を深めた。
「中国は個人主義が強いイメージがあったが、一緒にやっていくうちに概念が覆された。頻繁に交流していたので、終わってさみしいです」と柴田さん。3年の田中歩美さん(21)は「中国の人たちのいろんな意見を聞けて、新たな発見がたくさんあった」と話した。
(2021年11月8日 中日新聞朝刊市民総合版より)
■オンラインで交流「いろんな意見を聞けた」
国際交流基金日中交流センター(東京)のふれあいの場事業の一環。本来は日本の大学生らが訪中して交流するが、コロナ禍のため昨年から、日中の大学生がオンラインで日本文化に関するイベントを企画し、中国で実施している。
名外大では英米語学科3年柴田怜奈さん(20)が「いろいろな文化を知りたくて外大に入ったのに、留学もできず、大学に外国人留学生もいない状況のまま卒業したくない」と中国語を履修している友人を誘い、同事業に応募。雲南の日本語学科の学生8人と新しい日本文化を発信しようと、若者の間で流行する「おうち居酒屋」を企画した。
8月から日本の居酒屋を説明し、ポテトサラダなどのメニューの作り方を伝授。10月下旬のイベントでは、好きな芸能人の名前をグラスに書いてお酒を楽しむ「推しグラス」をアレンジし、「ぴえん」などの若者言葉を書き入れたグラス作りなどを体験してもらった。日本側からもオンラインで参加し、来場者の質問に答えるなど交流を深めた。
「中国は個人主義が強いイメージがあったが、一緒にやっていくうちに概念が覆された。頻繁に交流していたので、終わってさみしいです」と柴田さん。3年の田中歩美さん(21)は「中国の人たちのいろんな意見を聞けて、新たな発見がたくさんあった」と話した。
(2021年11月8日 中日新聞朝刊市民総合版より)