進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > お知らせ

中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  学生活動  2021.10.12

この記事の関連大学

宗次ホール育成プロジェクト 若手音楽家 俳句テーマに企画

エマージングコンサートに出演する(左から)稲田悠佑さん、本間ちひろさん、本間京さん、成田萌さん=愛知県長久手市の愛知県立芸術大で

エマージングコンサートに出演する(左から)稲田悠佑さん、本間ちひろさん、本間京さん、成田萌さん=愛知県長久手市の愛知県立芸術大で

■「聴衆目線」学び 秋彩る

 ただ演奏するだけでなく、「聴衆目線」を大切にする音楽家になってほしい-。名古屋・栄の宗次ホールは18日、大学生や大学院生による演奏会「エマージングコンサート第16回 秋日和~俳句と音楽のコラボ~」を開催する。若手音楽家の育成プロジェクトの一環で、演奏家たちが自ら企画を考えた。(花井康子)

 宗次ホールの野間晴久総括支配人は「名刺も持たずに売り込みに来たり、自分の弾きたい曲を並べただけのプログラムを出してきたりする“困った演奏家”が多い。プロジェクトを通じ、自立した演奏家を育成していきたい」と話した。

 演奏技術だけでなく、自分でコンサートを企画できるようにし、音楽を学ぶ学生をプロとして育成するのが狙い。宗次ホールと愛知県立芸術大、資金面で支援する企業の共同企画で2016年にスタートし、年に2、3回開いてきた。

■18日 「この道」など披露

 今回は大学4年生の稲田悠佑さん(チェロ)、大学院2年生の成田萌さん(バイオリン)、本間京(みやこ)さん(同)、本間ちひろさん(ビオラ)が出演。山田耕筰の「この道」やラフマニノフの「鐘」などを演奏する。

 プロジェクトでは約半年間、タイトルの付け方やプログラム構成、司会のシナリオ作成など、演奏以外のスキルを重点的に指導した。俳句と音楽というテーマを発案した成田さんは「俳句から連想する音楽を奏でることで、より秋を感じてもらえたら」と期待を込めた。稲田さんは「コロナ下で音楽家になることに迷いもあるが、音楽を伝えられる人になりたい。演奏技術を高めるだけでなく、お客さま目線でコンサートを創る大切さを学んだ」と振り返った。

 同プロジェクトで冬をテーマにした「エマージングコンサート第17回」(12月13日)も開催予定。いずれも午前11時半開演、1000円。終演後には出演者との交流会も。チケットは、宗次ホールチケットセンター=電052(265)1718。

(2021年10月12日 中日新聞夕刊5面より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ