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2008.05.23
ラオス国家主席 『無償治療に感謝』 愛知学院大学長と懇談
来日中のラオスのチュンマリー・サイニャソーン国家主席は22日、東京都内のホテルで、愛知学院大(名古屋市千種区)の小出忠孝学長と懇談した。
同大は、経済的理由で口の先天性疾患「口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)」の治療を受けられない発展途上国の子どもらを支援。小出学長が相談役を務め、同大に事務局を置くNPO法人「日本口唇口蓋裂協会」(川口文夫理事長)はこれまで、ラオスの約200人に無償治療を実施。ラオス政府に活動が認められて2005年、同大にラオス名誉総領事館が開設され、小出学長が名誉総領事に就任した。こうした経緯もあり、懇談が実現した。
サイニャソーン国家主席は「尽力に感謝します。こうした医療活動は重要。活動の継続をお願いします」と感謝の気持ちを伝えた。
小出学長は、活動を報告し「今後も支援したい。口唇口蓋裂患者のため日本の医学書500冊をラオス語で作り、ラオスの病院に贈呈します」と述べた。最後に贈り物を交換し、握手を交わした。 (原一文)
(写真)ラオスのサイニャソーン国家主席に法被などを贈り、懇談する愛知学院大の小出忠孝学長(左)=東京都内のホテルで
(2008年5月23日 中日新聞朝刊愛知総合版より)
同大は、経済的理由で口の先天性疾患「口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)」の治療を受けられない発展途上国の子どもらを支援。小出学長が相談役を務め、同大に事務局を置くNPO法人「日本口唇口蓋裂協会」(川口文夫理事長)はこれまで、ラオスの約200人に無償治療を実施。ラオス政府に活動が認められて2005年、同大にラオス名誉総領事館が開設され、小出学長が名誉総領事に就任した。こうした経緯もあり、懇談が実現した。
サイニャソーン国家主席は「尽力に感謝します。こうした医療活動は重要。活動の継続をお願いします」と感謝の気持ちを伝えた。
小出学長は、活動を報告し「今後も支援したい。口唇口蓋裂患者のため日本の医学書500冊をラオス語で作り、ラオスの病院に贈呈します」と述べた。最後に贈り物を交換し、握手を交わした。 (原一文)
(写真)ラオスのサイニャソーン国家主席に法被などを贈り、懇談する愛知学院大の小出忠孝学長(左)=東京都内のホテルで
(2008年5月23日 中日新聞朝刊愛知総合版より)