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学生活動  お知らせ  2021.03.11

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被災者取材の成果 本に 金城学院大生ら「軌跡」出版

取材した成果を本にまとめた学生たち=守山区の金城学院大で

取材した成果を本にまとめた学生たち=守山区の金城学院大で

 東日本大震災の被災地を巡り、復興の現状やメディアの役割について取材した金城学院大(守山区)の学生らが、10年にわたる研究成果をまとめた本「東日本大震災と地域メディア研究10年の軌跡」を出版した。

 国際情報学部でジャーナリズムを学ぶ学生やOG計約100人は、震災翌年の2012年9月から毎年、宮城県や福島県などを訪ね、被災者への取材を続けてきた。本には、学内で表彰された研究論文のほか、被災地を訪れた学生たちの手記、取材に協力してくれた人々の寄稿文などを収録した。

 手書きの壁新聞を避難所に張り出し、情報を届け続けた石巻日日(いしのまきひび)新聞(宮城県石巻市)を取材し、メディアの役割を考察したり、同県女川町を拠点に活動するサッカーチーム「コバルトーレ女川」からスポーツが復興に果たす意義について調べたりと、取材の対象はさまざま。学生たちが被災地と向き合った10年の記録が詰まっている。

 昨年9月には、原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町を訪問。3年金森成美さん(21)は「真新しい建物が建つ一方で、津波に流された軽トラックが残ったまま。復興はまだ道半ばだと思った」と語り、同足立清歌(さやか)さん(21)は「名古屋で見る報道は、被災地のごく一部しか伝えていないと思った」と振り返った。

 指導する磯野正典教授(情報学)は「被災した人々に向き合い、ありのままを見て感じてほしいと続けてきた。若い学生たちの感性は鋭く、予想以上の成果を見せてくれた」と話した。

 B5判、369ページ。

非売品だが希望者には、送料など実費で10部ほど配布する。問い合わせは磯野研究室のメール=isono@kinjo-u.ac.jp=へ。 (土屋晴康)

(2021年3月11日 中日新聞朝刊市民版より)

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