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学生活動 2025.02.27
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消防と看護学部生ら 傷病者搬送手順確認 金城学院大で訓練
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負傷者への対応を訓練する救急隊員役の学生(中央)ら=守山区の金城学院大で
守山消防署によると、看護系の大学などでの訓練は市内各地で開催。学生たちが将来、医療従事者となり、病院で患者を受け入れる際に、訓練で得た知識を役立ててもらう狙いがある。
今回の訓練は学内の食堂で一酸化炭素(CO)が発生し、負傷者が多数出たとの想定で、学生が負傷者役を務めた。通報を受けてから出動や救急車で搬送する手順を確認。一部の救急隊員役は学生が務め、治療や搬送の優先度を判断する「トリアージ」をしたり、血圧などを測定したりした。
救急隊員役を務めた看護学部3年、金森里茶子(りさこ)さん(21)は「現場での血圧測定やトリアージは早さが必要で、最初は緊張したが、落ち着いてできた」と話した。
(2025年2月27日 中日新聞朝刊市民版より)