金沢工業大（野々市市）は１３、２８両日、白山市の魅力をオンラインで発信する企画「ハクサンタクサン編集会議」を開く。関心があれば誰でも参加でき、写真共有アプリ「インスタグラム」を使い、風景や食など市の魅力を効果的に伝える方法を学ぶ。　（都沙羅）

　１３日（午後２～４時）は写真家らの講義で発信方法を学ぶ。２８日（同１～４時）はインスタグラムで投稿された写真を使い、市内の修学旅行を想定してリーフレットを編集する。

　同大によると、新型コロナ禍で海外や都市部への修学旅行ができない学校から、市への訪問を希望する問い合わせがあるという。

　同大と市は「持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ（エスディージーズ））」の推進で連携しており、企画は両者が創造的な活動をする人材を支援する「ハクサンタクサンクリエイターズ」という取り組みの一環。

　同大ＳＤＧｓ推進センター長の平本督太郎さんは「自分が住むまちの魅力を他者に伝えることができる」と話す。

　イベントは参加無料、申し込みは各講座の前日まで。https://forms.gle/s1VE694WbE8vVZx79から申し込める。

（2021年2月5日　北陸中日新聞朝刊加賀裏版より）