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レゴランド土産学生企画 名学芸大ブロック遊びに導く菓子
名古屋市港区のテーマパーク「レゴランド」で、名古屋学芸大(日進市)4年、鈴木絹乃(きぬの)さん(22)=西尾市=が企画開発したお菓子の土産品「HAPPY LEGOLAND BOX」(税込み1300円)が発売されている。
カラフルな18センチ角の箱に、トマト味などのパスタスナック菓子が入った三角袋が27個詰めてある。袋には、ワニの絵と「レゴブロックでワニをつくることができるかな」の問いかけというように、動物や果物などの絵とメッセージが添えられ、ブロック遊びへと導く仕掛けになっている。
レゴランドで商品開発を手掛ける土岐(どき)彰人さん(44)は「今までと違う切り口のものに挑戦したい」と、同大に打診。デザイン学科の尹成済(ユンソンジェ)准教授が、7人の学生に声を掛け、昨年4月に協同プロジェクトが始動した。学生たちはレゴランド園内で就業体験や市場調査をした上で新商品を提案し、鈴木さんの作品が商品化された。土岐さんは「パッケージを見てレゴランドを思い出せるし、ブロックと一緒に遊べるのがいい」と評価する。
わくわく感を出したくて箱を抽選箱の形にしたという鈴木さん。「食べておしまいではなく、楽しみながら、子どもたちのものづくりの力も育むことができたら」と話した。 (平木友見子)
(2020年12月27日 中日新聞朝刊県内総合版より)
カラフルな18センチ角の箱に、トマト味などのパスタスナック菓子が入った三角袋が27個詰めてある。袋には、ワニの絵と「レゴブロックでワニをつくることができるかな」の問いかけというように、動物や果物などの絵とメッセージが添えられ、ブロック遊びへと導く仕掛けになっている。
レゴランドで商品開発を手掛ける土岐(どき)彰人さん(44)は「今までと違う切り口のものに挑戦したい」と、同大に打診。デザイン学科の尹成済(ユンソンジェ)准教授が、7人の学生に声を掛け、昨年4月に協同プロジェクトが始動した。学生たちはレゴランド園内で就業体験や市場調査をした上で新商品を提案し、鈴木さんの作品が商品化された。土岐さんは「パッケージを見てレゴランドを思い出せるし、ブロックと一緒に遊べるのがいい」と評価する。
わくわく感を出したくて箱を抽選箱の形にしたという鈴木さん。「食べておしまいではなく、楽しみながら、子どもたちのものづくりの力も育むことができたら」と話した。 (平木友見子)
(2020年12月27日 中日新聞朝刊県内総合版より)