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東海学生駅伝 皇学館大 抜き返しV4 女子は名城大V 三重大15位
第82回東海学生駅伝対校選手権大会と第14回東海学生女子駅伝対校選手権大会(ともに東海学生陸上競技連盟、中日新聞社主催)が13日、愛知県の知多半島で開かれた。三重県勢の男子は、皇学館大が3時間16分13秒で4連覇を果たし、三重大が3時間40分4秒で15位だった。三重県勢の女子の出場はなかった。(福本英司)
男子の皇学館大は2、3区で2位となったが、後半は盛り返し、アンカーの7区の川瀬翔矢選手(4年)が参考区間新記録、6区の宮城響選手(4年)は区間タイだった。三重大は5区の佐藤俊介選手(4年)が11位まで追い上げるなど好走した。
愛知、岐阜、三重、静岡の4県から、男子は17チーム、女子は8チームが出場。女子は名城大が1時間28分25秒で14連覇を果たした。
大会は、知多半島の沿岸を時計回りに巡るコース。男女ともに武豊町の武豊緑地をスタートし、女子は南知多町の魚ひろばまでの5区間26.6キロ。男子は、魚ひろばから半島西側を北上し、半田市の半田運動公園陸上競技場までの7区間63.5キロで競った。
新型コロナウイルス感染症の影響で、開・閉会式は中止した。
■皇学館大・エース川瀬選手 途中2位 「負ける感じなかった」
皇学館大のエース川瀬翔矢選手(4年)が右手を高々と上げて、ゴールテープを切り、4連覇を決めた。応援に駆け付けた人たちは大きな拍手を送った。
皇学館大は、今大会も圧倒するとみられたが、途中の2、3区では1位を奪われた。それでも、川瀬選手が「負ける感じはなかった」というように、4区で抜き返し、チームはトップを守り続けた。
新型コロナウイルスで、選手全員が集合した練習ができない時期もあった。日比勝俊監督は「風に影響される大会。ちょっと劣勢になった時間帯もあった。前半は悪い方向に展開してしまった」と振り返った。
川瀬選手も、ここ最近は連戦で「きつかった」と、レース後に苦しそうな表情を見せはしたが、「自分がチームの象徴。アンカーとして出る意義があった」と自負するように、きっちりと役割を果たした。(福本英司)
(2020年12月15日 中日新聞朝刊13面より)
男子の皇学館大は2、3区で2位となったが、後半は盛り返し、アンカーの7区の川瀬翔矢選手(4年)が参考区間新記録、6区の宮城響選手(4年)は区間タイだった。三重大は5区の佐藤俊介選手(4年)が11位まで追い上げるなど好走した。
愛知、岐阜、三重、静岡の4県から、男子は17チーム、女子は8チームが出場。女子は名城大が1時間28分25秒で14連覇を果たした。
大会は、知多半島の沿岸を時計回りに巡るコース。男女ともに武豊町の武豊緑地をスタートし、女子は南知多町の魚ひろばまでの5区間26.6キロ。男子は、魚ひろばから半島西側を北上し、半田市の半田運動公園陸上競技場までの7区間63.5キロで競った。
新型コロナウイルス感染症の影響で、開・閉会式は中止した。
■皇学館大・エース川瀬選手 途中2位 「負ける感じなかった」
皇学館大のエース川瀬翔矢選手(4年)が右手を高々と上げて、ゴールテープを切り、4連覇を決めた。応援に駆け付けた人たちは大きな拍手を送った。
皇学館大は、今大会も圧倒するとみられたが、途中の2、3区では1位を奪われた。それでも、川瀬選手が「負ける感じはなかった」というように、4区で抜き返し、チームはトップを守り続けた。
新型コロナウイルスで、選手全員が集合した練習ができない時期もあった。日比勝俊監督は「風に影響される大会。ちょっと劣勢になった時間帯もあった。前半は悪い方向に展開してしまった」と振り返った。
川瀬選手も、ここ最近は連戦で「きつかった」と、レース後に苦しそうな表情を見せはしたが、「自分がチームの象徴。アンカーとして出る意義があった」と自負するように、きっちりと役割を果たした。(福本英司)
(2020年12月15日 中日新聞朝刊13面より)