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お知らせ 2020.12.08
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「モネへの返歌」 屛風絵全長90メートル 平松礼二さん、3年がかり
国内外で活躍する日本画家・平松礼二さん(79)=愛知大名誉博士、神奈川県鎌倉市=が、全長90メートルにおよぶ屛風(びょうぶ)の連作14面を3年がかりで完成させた。7日、同県湯河原町の体育館で報道向けに公開された。
平松さんは1994年にパリで個展を開いた際、現地で見た印象派の巨匠クロード・モネの絵画「睡蓮(すいれん)」に衝撃を受けた。以来、自身の絵で、モネを魅了した和の美を追求してきた。
連作はいずれも高さ2メートルで、すべてつなげると計約90メートル。日本画の伝統的な技法を駆使し、水面に浮かぶスイレンなどを色彩豊かに仕上げた。「30年間の研究の集大成。モネへの返歌」と平松さん。
3月5日から、町立湯河原美術館で公開される。合計の幅が長すぎて一度に全点を並べられないため、期間を分けて部分ごとの展示となる。(宮崎正嗣)
(2020年12月8日 中日新聞朝刊23面より)
平松さんは1994年にパリで個展を開いた際、現地で見た印象派の巨匠クロード・モネの絵画「睡蓮(すいれん)」に衝撃を受けた。以来、自身の絵で、モネを魅了した和の美を追求してきた。
連作はいずれも高さ2メートルで、すべてつなげると計約90メートル。日本画の伝統的な技法を駆使し、水面に浮かぶスイレンなどを色彩豊かに仕上げた。「30年間の研究の集大成。モネへの返歌」と平松さん。
3月5日から、町立湯河原美術館で公開される。合計の幅が長すぎて一度に全点を並べられないため、期間を分けて部分ごとの展示となる。(宮崎正嗣)
(2020年12月8日 中日新聞朝刊23面より)