HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > イベント
この記事の関連大学
赤ちゃん人形で沐浴体験 可児・岐阜医療科学大 初出産へ パパママ教室
初めての出産を予定する妊婦とそのパートナーを対象に、専門家が母子の健康について指導や助言をする講座「パパママ教室」が5日、可児市虹ケ丘の岐阜医療科学大可児キャンパスで開かれた。
講座は同大と市の共催による初の試み。パパママ教室などの健康教育は例年、乳幼児健診と同様に市主催で実施されているが、今年は新型コロナウイルスの影響で開催が難しい状況だという。そこで、同大がこれから出産、子育てに取り組む若い世代をサポートしようと、開催場所と教員が持つ知識や技術を提供した。
市内在住の夫婦10組が参加し、看護学科や助産学専攻科の教員、市の助産師や保健師らが指導役を務めた。講座では「胎児の成長と母体の変化と気を付けること」をテーマにした講演の後、沐浴(もくよく)体験に取り組んだ。教員が実演しながら洗う手順やポイントを紹介。参加者は慎重に赤ちゃんの人形を抱き、ゆっくりと湯船につけ、優しく体を洗った。
同市土田の男性(27)は「大変だった。ネットで見た知識だけでは対応できないと改めて感じた」と本番に向け思いを新たにしていた。(織田龍穂)
(2020年12月11日 中日新聞朝刊可茂版より)
講座は同大と市の共催による初の試み。パパママ教室などの健康教育は例年、乳幼児健診と同様に市主催で実施されているが、今年は新型コロナウイルスの影響で開催が難しい状況だという。そこで、同大がこれから出産、子育てに取り組む若い世代をサポートしようと、開催場所と教員が持つ知識や技術を提供した。
市内在住の夫婦10組が参加し、看護学科や助産学専攻科の教員、市の助産師や保健師らが指導役を務めた。講座では「胎児の成長と母体の変化と気を付けること」をテーマにした講演の後、沐浴(もくよく)体験に取り組んだ。教員が実演しながら洗う手順やポイントを紹介。参加者は慎重に赤ちゃんの人形を抱き、ゆっくりと湯船につけ、優しく体を洗った。
同市土田の男性(27)は「大変だった。ネットで見た知識だけでは対応できないと改めて感じた」と本番に向け思いを新たにしていた。(織田龍穂)
(2020年12月11日 中日新聞朝刊可茂版より)